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日本の法務省出入国在留管理庁が発表した2019年末時点における在留外国人数に関する統計によると、同時点の日本における在留ベトナム人数は41万1968人で、2018年末時点と比べて+24.5%(+8万1133人)増加し、過去最高を更新した。
在留ベトナム人の構成比は全体の14.0%で、国籍・地域別で中国の81万3675人(構成比27.7%)、韓国の44万6364人(同15.2%)に次いで第3位に立っている。在留ベトナム人数は、2009年末の4万0493人から約10.2倍に増加している。
在留外国人の総数は293万3137人で、2018年末時点と比べて+7.4%(+20万2044人)増加し、過去最高を更新した。このうち中長期在留者数が262万0636人、特別永住者数が31万2501人となっている。
在留ベトナム人数を在留資格別で見ると、41万1968人のうち中長期在留者が41万1965人、特別永住者が3人だった。
中長期在留者のうち、◇技能実習:21万8727人(前年末比+33.0%増)、◇留学:7万9292人(同▲2.1%減)、◇技術・人文知識・国際業務:5万1713人(同+48.8%増)、◇家族滞在:2万1609人(同+41.2%増)、◇永住者:1万7186人(同+7.1%増)、◇特定活動:6349人(同+29.7%増)、◇定住者:5646人(同+2.5%増)、◇日本人の配偶者等:4601人(同+19.9%増)、◇その他:6842人(同+37.3%増)となっている。
在留外国人の多い上位10か国・地域と人数は以下の通り。
◇中国:81万3675人(前年末比+6.4%増)
◇韓国:44万6364人(同▲0.7%減)
◇ベトナム:41万1968人(同+24.5%増)
◇フィリピン:28万2798人(同+4.2%増)
◇ブラジル:21万1677人(同+4.9%増)
◇ネパール:9万6824人(同+8.9%増)
◇インドネシア:6万6860人(同+18.7%増)
◇台湾:6万4773人(同+6.7%増)
◇米国:5万9172人(同+2.9%増)
◇タイ:5万4809人(同+4.8%増)
◇その他:42万4217人(同+6.9%増)