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東北部地方バクザン省は、5月末に同省産ライチを日本へ初めて輸出する見込みだ。
これに先立ち、2019年にベトナム産ティエウ種れいし(ライチ)の生果実の日本への輸出が解禁された。
バクザン省はベトナム農業農村開発省植物保護局と協力し、日本のパートナーに対してルックガン郡(huyen Luc Ngan)とイエンテー郡(huyen Yen The)の生産地19か所(面積103ha、生産量600t)を承認するよう求めた。
現在、専門機関が生産地の指導・検査を強化している。また、日本にライチを輸出する業者に対して、日本市場の要求に応じた前処理や消毒(くん蒸)、包装などについてサポートしている。
同省における2020年のライチ栽培面積は2万8000haで、生産量は前年比+1万tの16万tとなる見込み。栽培面積のうち、1万5000haがベトナム安全農産物生産基準(Vietnamese Goods Agricultural Practices=VietGAP)を、80haが国際基準のグローバルギャップ(GlobalGAP)を満たしている。