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特集記事一覧

米国の若者らにベトナム理解の種をまく (08/10/12)
「ベトナムを訪れたことのある若者は、10年後か20年後かにまた戻ってくる。私はその種をまいているのです」。在米越僑のブ・ドク・ブオン教授はそう語る。 この3年間、彼はアメリカ人や在米越僑の若者たちのベトナム訪問ツアーを主催している。今年8月にも10人以上の若者を連れ...
ザボン園をイノシシ農園に変えた若き女性 (08/9/28)
バン・ティ・ゴック・ルエン(27歳)はメコンデルタ地方でイノシシ農園を開いた最初の女性だ。彼女の農園はハウザン省チャウタイン郡ドンタイン村にある。「この2000平米の土地は4年前までザボン園でした。でも年々収穫が減っていたのでイノシシを飼おうと決心したの」と彼女は語る。は...
赤十字協会が「安全バイタク隊」設立 (08/9/14)
南中部カインホア省ニンホア郡のモイ市場を拠点に長年バイクタクシーの仕事をしているチャン・フー・ハイン氏は8月6日の朝、いつもより少し早起きして市場に向かった。その日は、同郡赤十字協会が設立した「安全バイクタクシー隊」の隊長に就任する日だった。写真が貼られ携帯電話番号の書か...
カナダ生まれのベトナム人が慈善団体立ち上げ (08/8/31)
カナダのアルバータ州エドモントン市に住むベトナム人の若者たちが立ち上げた慈善団体「フォーリンハートグループ」は、ベトナムの貧しい子どもたちを支援している。団体メンバーの一人でカナダ生まれのミナ・ティ・チュオンさんがこのグループの活動について語った。 私たちは今年の5月、...
「コムビンザン」好きの外資系会社カナダ人社長 (08/8/17)
AIAベトナム(AIGライフ・ベトナムに改称)のテレンス・アンダーソン社長は、いかにも成功したビジネスマンという雰囲気はなく、とても気さくで何事にも前向きな印象だ。40歳過ぎでカナダ出身の彼は、いつも話し相手を楽しませようとしているようだ。 彼が好んで食べるのは、有名...
ベトナムと韓国の混血作家チャン・ダイ・ニャット (08/7/27)
ベトナム人の母親と韓国人の父親をもつ混血であることを公表している作家チャン・ダイ・ニャットは、フエ出身の妻と2人の子どもに恵まれ、現在幸せに暮らしている。しかしニャットはこの20年余り、ベトナム戦争後韓国に帰った実の父親を捜す努力をしてきた過程で、自分と似た境遇の多くの人...
ハワード・バック、米バドミントン界の期待の星 (08/7/6)
かつてサンフランシスコの不良少年だったベトナム系米国人ハワード・バックは、来る北京オリンピックのバドミントン競技で米国の期待の星になっている。 彼は今年29歳、3歳のとき家族とともにサンフランシスコへ移住した。少年時代について彼はこう語る。「不良仲間たちとつるんで...
娘殺しの犯人の死刑免除を嘆願 (08/6/22)
その70歳過ぎの白髪の男性は、被害者側の証人として法廷の証言台に歩み寄った。首をうなだれている被告に目をやり、しばらく沈黙してから静かな声で話し始めた。「娘が殺された日、私は娘の体に抱きすがる以外、何もすることができませんでした」。法廷内は静まり返った。怒りに満ちた被害者...
ネイルケアに携わるベトナム人に発がんの危険 (08/6/15)
北カリフォルニアがんセンターの発表によると、アメリカのネイルサロンで働くベトナム人の間で、ネイルケアで使用される化学物質を原因とする急性疾患にかかる人が増えているという。同センターの専門家は、「従業員たちは常に有害物質を含む製品に接している。中には発がん性のある物質も含ま...
「カフェ・バザン」若き社長の修行の日々 (08/6/1)
「ここで何とかしなければ、あとは飢え死にするだけ。そんな気持ちだった」。ファム・チョン・ギアは自身のコーヒーブランド「カフェ・バザン」立ち上げ時のことをそのように語った。 彼の住む東南部タイニン省はコーヒーにまったく縁がなく、国内では「バンメトート」ほど有名な産地...
代筆の文通相手に一目ぼれして結婚 (08/5/18)
若いころ、ベトナム戦争に従軍したオーストラリア人のスタン・ミドルトンは、ベトナム人のトームという女性と知り合いになった。彼が帰国してからも2人は文通を続けた。1年後、スタンは以前からの恋人パトリシアと結婚したが、それからも2人の文通は続き、スタンは生活の中の出来事をトームへ...
クリスティーナ・グエン アイデアを形に (08/5/11)
クリスティーナ・グエンは、アイデアをつむぎ出すとそれを実際にどう生かしていくかを考えることが好きだ。17歳の時、彼女はカリフォルニアでお茶のおいしい入れ方を研究した。それから6年を経た今、彼女の家族はミネソタ州で「ザ・ティーガーデン」というお茶のチェーン店を3店舗展開して...
ベトナム戦争時の敵同士、36年ぶりの再会 (08/4/27)
ベトナム戦争中の1972年4月16日、ハノイ市から50キロほど離れた地点の上空で米軍パイロットのダン・チェリー氏はベトナムの戦闘機ミグ21を撃墜した。燃え盛る飛行機の操縦室から落下傘で脱出したベトナム人パイロットがその後どうなったのか、チェリー氏はずっと気になっていたとい...
サイゴン路上のマンドリン弾き (08/4/13)
年のころは60歳過ぎ、頭髪とひげに白いものの混じる男性が道ばたに座ってマンドリンを奏でている。その音色はサイゴンの暑さも和らぐ気がするほど心地よい。サイゴン大教会近くの4月30日公園で毎日昼ごろ見られる光景だ。 彼の周りにはいつも若者や観光客がいる。時には公園を散...
アメリカ:越僑兄弟、老母のために寺を建設 (08/3/30)
アメリカに住むある親孝行な越僑(外国在住ベトナム人)の兄弟たちの話が、米ヘラルド・トリビューン紙に紹介されている。 今年75歳になる母レ・リーさんの家族がテキサス州ワコにやって着たのは今から33年前のこと。そのころは生活が苦しく何かと助けを必要としたため、バプテス...
古都ホイアンを愛するスウェーデン人女性 (08/3/16)
金色の長髪が美しいスウェーデン人女性エレン・スウェーデンマークは現在、中部の古都ホイアンでカルチャースタディーズプログラムの管理の仕事をしている。エレンが初めてベトナムを訪れたのは1996年、両親と一緒の訪問だったが、その時彼女はとてもベトナムを気に入り運命的なものを感じ...
「小さな青年」の大きな夢 (08/3/2)
北中部ゲアン省出身のグエン・ビエット・タンは22歳だが、今も身長は102センチ、体重20キロしかない。現在コンピューター技師であるこの「小さな青年」には大きな夢がある。 タンは母親がまだ妊娠7カ月の時に生まれてきた。5歳までは順調に育ち、翌年には他の友達と同じよう...
米国青年と盲目のベトナム女性、8年越しの愛実る (08/2/17)
彼女と結婚するまで、地球を半周するだけでなく、8年の歳月が必要だった。アメリカ人のジョージは幾多の困難を乗り越え、ようやく愛する人のもとにたどり着いた。 1999年の冬、ジョージはフロリダのハドレイ大学で学んでいた。そのころは、まだ顔を合わせたこともないチエウ・グ...
台湾の新移民文学賞を受賞したベトナム人女性 (08/1/20)
ビー・ティ・トゥエットは、高雄(台湾)の港町でもう5年以上病人の世話係りとして働いている。彼女は今年39歳、ベトナム移民について書いた小説『海辺の会話』で台湾・新国境基金の主催する「新移民」文学賞を受賞した。 毎日入院患者を連れて海辺へ散歩に出ると、彼女はたくさん...
米国で育ったベトナム人養子の「矛盾」 (08/1/13)
レ・ティ・ブー・チャンは1970年にサイゴンで生まれた。あるアメリカ人兵士がベトナムでの兵役を終えて帰国する際、彼女を養子に迎えた。現在彼女はニューヨークタイムズ紙で主に養子問題を担当している。以下に、アメリカで育ったベトナム人養子の気持ちについて書かれた彼女の文章を紹介...
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