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米国の市場調査会社ニールセン(Nielsen)は、2017年第4四半期の世界消費者信頼感指数(CCI)を発表した。ベトナムのCCIは115ポイントで、前期に比べて▲1ポイント低下した。今期のベトナムのCCIは、世界63か国・地域中で7位、東南アジア6か国中では3位だった。
東南アジア地域では、フィリピンが前期と同じく131ポイントでトップ。フィリピンに次いで、インドネシアが前期比▲2ポイント低下の125ポイントで2位となった。タイは同▲2ポイント低下の111ポイント、シンガポールは前期と同じく94ポイント。マレーシアは同+1ポイント上昇の94ポイントだった。東南アジア全体では前期比▲1ポイント低下の119ポイントとなっている。
「余剰金の使い道」について、ベトナムでは消費者の72%が「貯蓄」と回答し、前期比で+6%増加して世界最高水準となった。
「貯蓄」以外の使い道は以下のとおり。
・「旅行」(44%、前期と変わらず)
・「買い物(衣料)」(49%、前期比+5%増)
・「ハイテク製品購入」(40%、同▲4%減)
・「住宅修繕」(42%、同+5%増)
・「娯楽」(41%、同+3%増)
・「医療保険加入」(29%、同+1%増)
このほか、ベトナム人消費者の関心事は以下のとおり。
・「職業の安定」(46%)
・「健康」(40%)
・「ワーク・ライフ・バランス」(27%)
・「国の経済」(21%)
・「両親の健康と幸せ」(19%)