ベトナムニュース総合情報サイトVIETJO [ベトジョー]
 ようこそ ゲスト様 

特集記事一覧

見ず知らずの若者たちを支援する麺屋の主人、夢叶える一助に (20/12/13)
東南部地方ドンナイ省ビエンホア市でブンボー(bun bo=牛肉の米粉麺)屋を営むラム・キム・フンさん(男性・65歳)は、この20年近くの間、経済的に困難な大学生や若者たちを何十人も受け入れ、学費や生活費から独立に向けた資金までサポートしてきた。 ある日のこと、賑やかな...
赤ん坊のころに誘拐…生き別れた両親を探して33年、幼稚園教諭の女性の今 (20/12/6)
33年前に誘拐され、警察に保護されてホーチミン市ゴーバップ区の児童養護センターに送られたグエン・ティ・ノーさん(出生届では1987年生まれ)は、幼稚園教諭として働きながら、今も家族との再会という奇跡を待ち続けている。 ノーさんは、自分がどこで生まれたのかも、生年月...
医師を目指す弟に進路を譲った兄、貧しくても支え合う双子の絆 (20/11/29)
双子のグエン・クオック・バオさんとグエン・クオック・ロックさんは、幼いころに両親を亡くし、母方の叔父の家の屋根裏部屋で生活している。2人は温和で成績優秀。お互いのために犠牲を払う2人の姿は、人々の心を動かしている。 バオさんとロックさんが住んでいるのは、南中部沿岸...
小さな夫婦の大きな愛、始まりはYouTubeで一目惚れ (20/11/22)
小人のように小さいグエン・バン・フンさん(男性・32歳)とレ・ティ・ジエム・ミーさん(女性・32歳)のカップルは最近、結婚1周年の記念に撮影した写真をソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)にアップし、多くの人々から祝福を受けた。夫婦はどちらも身長が小さく、小学1年...
両腕がなくても両足がある、夢を追い大学生になった青年 (20/11/15)
生まれつき両腕がないホー・フウ・ハインさんは、両足を腕のように使い、健常者と変わらない生活を送っている。ITエンジニアになるという夢を叶えるため大学を受験し、今年9月に東南部地方ドンナイ省のラックホン大学に入学した。 夕方、ハインさんはノートパソコンを閉じ、洗濯が完...
170年前に初めて米国へ渡ったベトナム人、チャン・チョン・キエム (20/11/8)
現在のホーチミン市9区ロンビン街区(phuong Long Binh)に、「チャンチョンキエム(Tran Trong Khiem)通り」がある。この通り名の由来となった人物が、今から170年余り前に初めて米国へ渡ったベトナム人だということを知る人はほとんどいないだろう。 ...
片腕の水泳選手とアオザイデザイナー、2人の愛の物語 (20/11/1)
生まれつき両脚がなく、右腕の手首から先もなく、実の父親からも捨てられたロイさんは、誰のことも好きにならず、誰とも結婚しないと決めていた。しかし、2年前の運命的な出会いがすべてを覆した。 ホーチミン市トゥードゥック区ヒエップビンフオック街区の静かな路地にある小さな店...
分離手術から17年、大学生になった結合双生児の姉妹 (20/10/25)
分離手術から17年が経ち、結合双生児だったクックさんとアンさんの姉妹は18歳の大学生になった。2人の身体がまだつながっていた時のことは、彼女たちが日々努力を続ける原動力となっている。 2003年10月、当時1歳だった姉のレ・トゥー・クックさんと妹のレ・トゥイ・アン...
苦しみ乗り越え女性に、新たな外見とともに手に入れた幸せな人生 (20/10/18)
「本当の性」で生きるため、グエン・ゴック・アインさん(22歳)は何十回もの手術を受け、人に嫌悪され、遠ざけられることすらも受け入れた。新たな外見を手に入れた今、彼女はようやく幸せをつかむことができた。 ホーチミン市在住のアインさんは、ベトナムでトランスジェンダーで...
両腕のない青年、義父と交わした約束 (20/10/11)
2020年8月、南中部沿岸地方ダナン市ホアバン郡で、後方にメロンが詰まったかごを2つ括り付け、前方に両腕のない男性を乗せて、女性がバイクを運転している。前方に座る男性がときどき頭を女性のほうに向けて何か冗談を言い、一緒に笑い合っている。 この2人は、グエン・テー・クオン...
女子団員が活躍する獅子舞団、ベトナムとアジアでギネス記録保持 (20/10/4)
日本の獅子舞に似た「ムアラン(mua lan)」と呼ばれるベトナムの獅子舞(ライオンダンス)を専門とするトゥーアインドゥオン(Tu Anh Duong)演舞団には、13~18歳の女子団員が所属している。ムアランの演舞団といえばほとんどが男性という中で、トゥーアインドゥオン...
孤児300人の「母」、子供たちの夢と希望を育てる支援 (20/9/27)
ハノイ市在住のブー・ティ・ズンさんは、物を与えるだけでは孤児の将来は何も変わらないと考え、孤児たちが大人になるまでの生活と学業の支援を目的とする「カットボン(Khat Vong=渇望)基金」を設立した。 今から8年前のある午後、当時36歳だったズンさんは慈善団体と一...
中国に売られたベトナムの少女、9年越しの帰郷とこれから (20/9/20)
9月のある日、キムさんは姉と母親に付き添われ、身分証明書を作るために村の人民委員会を訪れた。そして、22年間の人生で初めて「故郷」を手に入れた。 北中部地方ゲアン省キーソン郡ターカ村に暮らすカー・ティ・キム・ザンさん(女性・22歳)は、普段は「キム」と呼ばれている。身...
視覚障がい者の音楽バンド「ナンモイ(新しい光)」、それぞれの夢 (20/9/13)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によりハノイ市で社会的隔離措置が適用された今年4月、視覚障がい者による音楽バンド「ナンモイ(Nang Moi=新しい光)」のメンバーは演奏活動ができなくなり、自宅で電話営業の仕事をしてしのいだ。 8月の暑い昼下がり、ナ...
安倍首相とベトナムの軌跡を振り返る、戦略的パートナーシップからの二国間関係 (20/9/6)
8月28日、安倍晋三内閣総理大臣が、持病の悪化などの理由で辞任を表明した。 安倍首相は、早くからベトナムの重要性を認識していた、とベトナムのメディアで評価されている。第2次安倍内閣が始まってから辞任表明までの7年8か月の間に4回にわたりベトナムを公式訪問するなど、ベ...
ベトナムの「パパ活」の実態に迫る【後編】シュガーベイビーの素顔 (20/8/30)
前編はこちら:ベトナムの「パパ活」の実態に迫る【前編】シュガーベイビーとシュガーダディーの契約 地元紙「トゥオイチェー(Tuoi Tre)」の男性記者は、「シュガーダディー」を装って「シュガーベイビー」と連絡を取り、男性の視点でベトナムの「パパ活」の実態に迫った...
ベトナムの「パパ活」の実態に迫る【前編】シュガーベイビーとシュガーダディーの契約 (20/8/23)
「僕のシュガーベイビーになって!良い関係が続けば、君は君が欲しいものを何でも手に入れられる。僕を満足させてくれればそれでいいから」。これは、地元紙の女性記者が「シュガーベイビー」を装って「シュガーダディー」に初めて会ったときに言われた言葉だ。 シュガーダディーは、若く...
1年に2度も宝くじで大当たりした男性の悲劇、片腕失い生きる今 (20/8/16)
東南部地方ビンズオン省在住のドー・ホアン・トアンさん(65歳)は、15歳の時に宝くじで特賞を2度も当てた。しかし、高額な賞金はトアンさんの人生を悲劇の方向に変えていった。 現在のトアンさんは毎朝、明け方からビンズオン省トゥーザウモット市フークオン街区にあるフークオ...
「Made in Vietnam」のチョコレートに第2の人生を捧げる越僑男性 (20/8/9)
「サミー(Samy)」ことブイ・デュラスサミー(Bui Durassamy)さん(男性・70歳)は、40年以上暮らしたカナダから単身でベトナムに帰り、ベトナムのカカオの木を救い、ベトナム人皆が「Made in Vietnam」のチョコレートを食べるようになるという夢を抱い...
アジア初の宇宙飛行士ファム・トゥアン、「ソユーズ37号」打ち上げから40年 (20/8/2)
今から40年前の1980年7月23日、ベトナム初、そしてアジア初の宇宙飛行士となったベトナム人民空軍の英雄ファム・トゥアン(Pham Tuan)氏は、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から「ソユーズ37号(Soyuz 37)」に乗って宇宙に飛び立った。ベトナムでは戦争が終...
越日・日越辞書(8万語収録)
©VIETJO ベトナムニュース 2002-2025 All Rights Reserved